2010年11月29日月曜日

【北朝鮮砲撃】犬300匹置き去りに 大部分が「飢えとストレス」状態 延坪島

北朝鮮からの砲撃を受けた韓国・延坪島で、
大部分の住民が島外に避難する一方、
ペットとして飼われていた犬が置き去りとなっている。

砲弾で傷ついたり、子犬が大きな犬に襲われ
命を落とすケースもあり、動物愛護団体が調査や保護に乗り出した。

 
島には1300人の住民が暮らしていたが、
砲撃後に脱出が相次ぎ約30人まで激減。

集落の大半は空き家となった。

鎖でつながれた犬の姿も目立つほか、
飼い主が島外に去る直前に放した犬も。

 
韓国メディアによると、その数は200~300匹に達する。

残った住民や同島役場の職員らが餌を与えることもあるが、
大部分は「飢えとストレスに見舞われている」という。

 
こうした状況を受け、動物愛護活動を行う非政府組織(NGO)
「動物自由連帯」のスタッフ3人が28日に現地入りした。