2011年4月30日土曜日

中性脂肪

高グリセライド血症の改善には、食事療法とともに運動療法を合わせて行うことが必要です。

なぜなら、高いグリセライド血症とは、要するにアブラ(中性脂肪)が血液中に多い状態です。

血清を見ると肉眼でも白く濁って見えるほどです。

食事療法でそれ以上増やさないようにはできますが、その血液中のアブラをエネルギーとして消費しなくては低下できません。

その症状をもたらした活動法では、余分なアブラはなくてはならないのです。

運動療法は、
①食事由来のカイロミクロンが増加しているとき
②肝臓合成のリポタンパク、VLDLが増加しているとき
③中性脂肪とともにコレステロールも増加しているとき
と、タイプに応じて方法も異なってきます。