家庭の主婦の腰痛は、その多くが家事労働における中腰の姿勢が原因となります。
日々の動作や姿勢をチェックするだけでも相当楽になりますし、腰痛の予防にもなります。
普通、家庭の主婦は家事労働に1日中忙しく立ち働いていますが、掃除や洗濯、アイロンかけなどの家事労働の多くは、中腰の姿勢で行います。
このため、腰の痛みを訴える人はたいへん多いのです。
アイロンかけでは、できるだけアイロン台などの台を使用しましょう。
また、調理台や流し台の作業では、作業面の高さが問題で、前かがみにならないよな姿勢がよい高さといえます。
適度な腰椎の前湾が維持された姿勢が保たれる高さがもっとも疲れない姿勢なのです。
最近では、高さが調節できる調理台も開発されており、作業面はその前に立ったときに、ひじより少しだけ低い位置が理想です。
床掃除をする、布団を敷く、草むしりをするなどの動作は、できるだけひざをついた姿勢で行います。
こうすることで腰椎の前湾を維持することができ、痛みを和らげ、腰痛の予防になります。
また、洗濯では洗濯機から洗濯物を出すときの姿勢に気を付けましょう。
どうしても前屈の姿勢になりますから、小さな台を置いて片足を乗せ、腰を伸ばした状態で洗濯物の出し入れができるようになります。
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