エイズは知識と実践によって予防しなくてはいけません。
しかし、現実には日本人はエイズについて正しい知識を持っているとはいえないことが各種の調査で明らかになっており、それがエイズの感染を促進したり、時には、人権侵害を起こしたり差別を生じたりしています。
「エイズは一般の人の立場からいえば、エイズ感染者と性交渉をしない限り感染することはない」のです。
それとエイズという病気についての常識的な知識も日本人は貧困です。
これだけ教育レベルが高く、マスコミが発達している国にしては不思議な現象といわねばなりません。
エイズは全く新しい病気といわれていますが、本当にそうなのでしょうか。
少なくとも、今世紀の後半まで、人類の歴史には病気として登場していません。
その意味で新しい病気であるといえるでしょう。
もう一点は、エイズの病原体はウイルスですが、このウイルスが人間にとっては最高の「武器」とみられる免疫機能を破壊します。
エイズの詳細はこちら→http://aids-hiv.sg-p.jp/
こういう病原体は、今までの地球上には現れていません。
そういう意味でも新しい病気だということがいえます。
ただ単に新しい病気だというだけで、何週間かするうちに自然に治るような病気ならたいして問題になりませんが、免疫機能を破壊されれば、人間は必ず死に至るわけで、そこに問題があります。