2012年1月3日火曜日

子宮筋腫と未婚女性特有の悩み

心筋梗塞は30歳以降に多いのですが、なかには20歳代で大きな筋腫をができている人もいます。
20歳代や30歳代で未婚の場合、まず産婦人科を受診すること自体に抵抗が大きいようです。
内診や経膣超音波などの検査が嫌で、受診をためらう人もいます。

このような場合は、おなかの上からみる経腹超音波や、直腸からみる直腸診ですませる方法もあります。
どうしても内診や膣からの超音波検査が嫌なら、主治医にその旨を話して、初めは経腹超音波などでみてもらい、慣れてきたら経膣超音波に進むよう相談してみるとよいでしょう。
ただし、筋腫の大きさや種類によっては、どうしても経膣超音波のほうが正確な情報が得られる場合があるので、嫌だからと避けるのではなく、慣れるように努力をしましょう。

手術が必要になった場合、からだに傷痕が残るのは未婚の女性では避けたいと思うのが当然です。
子宮筋腫の大きさや位置によりますが、可能な限り、腹腔鏡による手術や子宮動脈塞栓による治療を考えます。
当然、子宮は残す治療法を選びます。
また、年齢的に先が長いので、手術後の癒着や再発も考慮します。