二つの脂肪のつき方で、病気になりやすいのはりんご型、つまり内臓脂肪蓄積型です。
皮下脂肪蓄積型肥満にくらべて、肝臓に負担をかけ、血液中の中性脂肪やコレステロール値が高く、糖尿病や、高血圧、狭心症などの成人病の原因となります。
りんご型かどうかは、ウエストサイズ対ヒップサイズの比率(W/H)でわかります。
この比率が男性では0.9~1.0、女性では0.8を超えた場合がりんご型です。
あるいは、内臓にたまった脂肪が腹部の皮下脂肪の40%以上になると、りんご型肥満です。
性格ではありませんが、おなかの皮をつまんでみても皮下脂肪がそう厚くないにもかかわらず、胴回りだけがふえている場合もりんご型と考えられます。