今日は、日本における、海軍記念日である。
「日本における」とは、どういうことか?
海外でも、制定されている国があるからだ。
アメリカ合衆国:海軍に理解のある大統領であったセオドア・ルーズベルトの
誕生日を記念して1922年に10月27日が制定された。
後に国防総省の支持により廃止され、1949年からは5月の
第3土曜日を軍隊記念日として祝うようになった。
インド:12月4日。 1971年第三次印パ戦争においてカラチ湾爆撃に成功したことにちなむ。
オーストラリア:3月中に行われる。
チリ:5月21日。太平洋戦争においてイキケの海戦での勝利を記念して制定された。
日本では第二次世界大戦以前に5月27日を海軍記念日としており、1945年の敗戦とともに
廃止された。
日本は「軍」を持たない国なのだから、軍の記念日があってはおかしい。
日本海軍の苦い歴史でいうと「回天」がある。
要は「人間魚雷」である。
神風特攻隊が、空から、特攻したのに対し、
回天は海の下から特攻した。
私の中で書籍として、印象に残っているのは、横山 秀夫著の出口のない海という作品である。
人間は弱いものに強く、強いものに戦いを挑んで、勝てないと悟ると、
無謀な策にでるときがある。
それは、戦争だけではない。
現代に至っても、そのような傾向が、しばしば、見受けられる。
何事も、自分があれば、そうはならない。
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