時間:
①時の流れの二点間の長さ
②俗に時刻と同義
③空間と共に人間の認識の基礎を成すもの
時間と時刻とを併せたような概念
以上のように広辞苑第5版にはある。
物事の変化を認識する概念とは、どこかにあった。
哲学、芸術、心理学などの重要なテーマとなっている。
長さの決まった振り子の周期が一定であることが発見され、
天体に依存しない時間の測定が発達した。
秒・分・時間・日・月・年
などは時間の単位である。
歴史的にみると、これらの時間単位は、天体が見せる
周期的な現象をもとに決められてきた。
時間とは、自然の摂理を利用して、人間が測定的に
物事の変化を認識するための概念ということができる。
時間には「向き」がある。
時間は過去から未来へ進むまたは流れる。
我々は過去から未来へ進むが逆には戻れないという考えが
現代人の考えであろう。
時間が逆に進行するような変化も起こり得る可逆性が成り立つような
具体的現象を挙げるのは難しいが、振り子の運動、惑星の公転を
ニュートン力学により質点の運動として表した力学系では、可逆性が
成り立つ。
過去へは戻れないというのが、一般的な考えで、
恐らく、この考えは、間違いではない。
未来は変えることができるが、過去は変えることはできない。
「あのとき、ああすれば良かった」
「あのとき、こうすれば良かった」
結果が、思うような結果に至らないとき、
人間は、このようなことを思うものである。
しかし、その失敗により、何かを得、未来に、大きな結果が出たのであれば、
未来は元より、過去をも変えてしまったことになるのではないのだろうか?
失敗により成長せず、未来にも良い結果が出ない場合、
未来も過去も変えられない、最悪な結果が待っている。
人間は、変わる。
日々、生まれ変わる。
ただ、人間は、それに気付いていないだけ。
一番の失敗は
何かを行い、求めていない結果が出ることではなく、
何も行わないことである。
失敗は成功の元、とは、よく言ったものだ。
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