2010年5月16日日曜日

シンドラーのリスト

今日は「シンドラーのリスト」という映画DVDを観賞した。

シンドラーのリストとは何のリストか?
簡単にいうと「労働者名簿」「従業員名簿」
のことである。
詳細は後述することとして。

スティーブン・スピルバーク監督による1993年のアメリカ映画である。

第二次世界大戦時のユダヤ人のホロコーストの中、
ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1,100人以上の
ユダヤ人の命を救った実話を描く。

1939年9月ホーランドはナチス・ドイツにより占領される。
ユダヤ人を激しく軽視するナチスは、ユダヤ人を強制的に移住させ、
ゲットー(ユダヤ人隔離居住区)の中へ追放していた。

そんな最中、ナチ党員でもある、ドイツ実業家オスカー・シンドラーは
戦争を利用して、一儲けしようと考え、潰れた工場を買い取り
琺瑯容器工場の経営をはじめた。

オスカー・シンドラーは、持ち前の社交力でSSの将校達に取り入り、
安価なユダヤ人を雇い、ユダヤ人会計士イザック・シュターンに
工場経営を任せ、自らの事業を軌道に乗せ、拡大させていった。

しかし、やがて、SS将校はユダヤ人達を次々と殺戮していく。
オスカー・シンドラーの工場で働くユダヤ人達にも、
危機が迫る。

金儲けにしか興味がなかったオスカー・シンドラーに、
心境の変化が起こり始める。

彼はリストを作成する。


「情けは人のためならず」
という諺がある。

与えれば与えられるというのは、
自然の摂理であると考えるべきである。

人間には、本来、備わっている精神であり、
決してなくしはいけない考えである。

著名人や経済的に成功している方は、
必ずといっていいほど、この考えを実行する。

逆をいうと、この考えがない人間はダメになる一途である。

一時的に成功できたとしても、いずれ叩かれる。

自然の摂理に逆らうからだ。

会社経営においても同じことがいえると考える。

常に付き合う会社同士がwin-winの関係でなければいけない。

「俺だけが良ければいい」
とか
「ウチの会社がもうければいい」
はいつか、叩かれる。

全世界の「他」を考えて行動することは不可能である。

せめて、自分に関わった人間のことは、考えていたい。

※お気に入りサイト
中性脂肪を下げる方法

0 件のコメント:

コメントを投稿