2010年6月2日水曜日

昔の同僚

今日は、以前、私が勤務していた会社の、元同僚と、昼食を一緒した。

私がサラリーマンの中で一番長く勤めることができたのは、
この会社なので、退職した現在でも、非常に懐かしい気分になるので、
こうして、付き合いを保つようにしている。

当時、私は、執行役員兼関東支店長。
彼は、執行役員兼社長室長。

つまり、私は、外局であり、彼は社長の参謀のような役割を、
担っていた。

この同僚から、本社での動き、社長の思考を、逐一、教えてもらい、
その動向に合わせたかのような動きを支店での機能としていた。

社長室長は支店の経営状況が悪化すれば、直に、社長から叩かれる。
私も、支店長としての地位を保全しなくてはいけない。

関東と一言に言うが、非常に管轄が広く、一番注目されている支店であったから、
尚更だ。

彼と私は、お互いに利害が一致しwin-winの関係を保っていた。
win-winの関係を保っていると、お互いに情ができはじめ、
昔から知っている友人のように仲良くなることがある。

現在、彼は、取締役業務本部長に昇進したとのこと。
私は、本社へ転勤を命じられた際、退職し、
現在、会社を設立し、軌道に乗せつつある。

私は社会に出たときから、組織の主格として活躍するのが目標であった。
また、組織の中核に就いてからは、自分の意見を通すことができる立場に
あり続けたいと、職務を遂行した。

彼は、いつかは、会社を設立することを目標とした。

お互いが、逆の立場の目標を、叶えつつある。
実に複雑だ。

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